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富士山麓/越後編

富士山麓編と越後編に分けてお送りいたします。 何故この2つがセットかといいますと、 これはMLえちごの日付変更に伴う18きっぷ効力の問題対しての策だからです。

MLえちごは新宿始発で高崎で日付が変更され新潟まで向かいます。 ここで例えば新宿−高崎間を18きっぷを利用してしまうと 高崎から引き続き乗りつづける場合 もう一度18きっぷを消費しなければなりません。 これでは新宿−高崎間を利用した分がもったいないですね。

この勿体無さを解決するには新宿−高崎を18きっぷを使わず普通乗車券を購入するか あらかじめ新宿を出発する日に18きっぷを使用し元を取っておくか、です。 今回の旅では後者を選択肢富士山麓の旅へと赴いたわけです。

一日目@最寄駅まで

朝3時起床。昨日までの*1 学外実習の疲れが嘘のように溜まっているZE。 こんなんで2日の肉体勝負、耐えられるのか? 小雨の中チャリを漕ぎ出し今日の旅の分の食料をコンビニで調達。 やっぱり直前でドタバタしながら買うってのはメンドイので 今後はあらかじめ準備してから行くようにしよう。

*1:学外実習
この旅の前日までに学校の会社実習(およそ2週間)が行われていた。 実は超過密スケジュールの最中の旅行でした。ひー。

一日目@最寄駅

で、最寄駅に着きチャリを駐輪場に置く。 普段なら駐輪場のオッサンがいて駐輪料100円要求してくんのに あまりにも着くのが早すぎてさすがにいない。 いいのかな〜?でもここ以外停める場所ないし… ってなわけで結局ここに駐輪。

駅につくもやはり朝早すぎて改札までのシャッターが閉まってる。 さらにはなんか近くでそのまま床で寝てる人と目が合って ちょっとヤバイ雰囲気になっちゃったし。

えーん隊長、ドアが開かない!と嘆いていると 駅員さんが中から出てきてシャッターを開けてくれた。 ありがとう、まさに命の恩人です。 日付印を押してもらい今日の本格的な旅が始まる。朝4時。

ホームに出ると始発電車が既に待機。やる気マンマンだね。 が、15分経っても扉を開けてくれそうにない。 こんなクソ早い中人なんてホームに来るわきゃねえな、 とホームにあるベンチで横になってるとさっきの寝てたオッサンが! なんか相変わらず気まずいので電車の扉が開いた刹那、 喉笛を掻っ切る、じゃなくてオジサマが乗ったのとは別の車両の方に乗り込みました。

一日目@最寄駅−立川

乗り込んだのはおなじみボンボロ103系。車体ギシギシ言わせて走ってます。 無論車両には殆ど誰も乗ってない。 途中駅で客を数人拾うがせいぜい車内に4、5人程度。 ロングシートに靴を脱いでゴロリと横になる。 この辺は*2 ヘタなクロスシート車より乗り心地がいい

*2 ヘタなクロスシート車より....
車内に誰もいないときぐらいこういう楽しみ方をするのもいいのでは? 早朝ならではの乗車方法。言うなればCC寝台ってとこか。 お試しになられる場合は混雑具合を常識的にちゃんと考慮して、 そして必ず靴は脱ごうね。

一日目@立川−大月

ここからの大月行きは普通に都心を走ってる201系オレンジ。 高尾から先はとても東京都神奈川県エリアとは思えぬ激しい山岳地帯を走ります。 よって景色を楽しむのに明らかに不向きな(ロングシートだから首曲げないと外見れない) 201系ではちっとも楽しくないです。 やっぱりロングシートに靴脱いで横になっておやすみなさい。

高尾でビバルディの秋が流れ、発車するとNEXが隣のホームに。 LED幕になっていたのでリニューアル車か何かかと思われ。

その後寝ながらも山の景色を見てたりする。すごい山奥death. でも新宿とかあの辺でブイブイ言わせてる車両なんだよな〜これ。

一日目@大月−甲府

さすがにすっかり山奥、115系がきました。 途中石和温泉の自動放送でもしっかり駅名連呼することで まだまだ東京に近いな、と感じつつ終点甲府に到着。

一日目@甲府−富士

ここからはJR東海の名物313系。 前の115の椅子がカチカチだったからかもしれないけどメチャ座り心地がいい。 この列車はワンマンということで自動車内放送、両替機、運賃表に後乗前降など 独特の雰囲気に和む。 「東花輪駅ではすべてのドアが開きます」って自動放送とかは斬新ですね。 都会民は「フツーそうなんじゃないの?」と下らぬツッコミをしたくてしょうがないんでしょうね。

東花輪までは駅間も短く山梨の静かな住宅街を行く。 それ以降ではそろそろ山を行ってる感じになり変な建物の市川大門、 普通に駅名読めなかった鰍沢口などを後にして本格的に富士山麓越え。 あたりは緑と富士川しか見えなくなる。 身延あたりで携帯みたら圏外になっており、なぜかかまいたちの夜を連想。

静岡に入り西富士宮あたりから町が一気に開けて 富士宮からは複線、車内もにぎやかに。 しかし本数が少ないのでホームまで走ってくる子供を見かけては 一旦閉めたはずの扉をまた開ける運転手に ワンマンならではのほのぼの雰囲気を覚える。 入山瀬で123系とすれ違い、なんだか乗ってみたい気にもなったが ダイヤが怖いので断念し終点富士へ。 関係ないけどこの辺って富士XXみたいな駅名が異常に多いね。

一日目@富士−沼津

東海道線に乗る。この静岡の車両は東京まで顔を出しに来るので もうすっかり乗り尽くした感があってつまんない。 車窓風景もなんかごく普通だし。 これで東京の方まで行っても芸がないので時刻表を調べて 沼津から御殿場回りでも大丈夫なプランを見出す。

…つまんないので鉄寝をかましていたら 対向車両のクラクションに飛び起きる。 客から失笑を貰う屈辱。自分、睡眠中は音に敏感なんですってば。

一日目@沼津−国府津

東海道線とは一旦お別れし旧東海道線の御殿場線へ乗り換える。 やっぱり身延線と同じ313系だったりするんですが 結構人が多い、なんでだろう。 なんか車内自動放送を全てリピートして喜んでいる方や 帽子に鉄道カンバッヂ山ほどつけて大仏みたいなヴィジュアルな方と 結構ディープな面々を乗せて沼津を後にする。 …自動放送リピートさん、いい加減におだまりなさい(フリーザ

混んでいた理由がわかりました。 どうやら今日は御殿場線の新駅、長泉なめり駅(無人駅)の開業日だったらしいです。 そのため下車の際運転手に乗車券を見せて降りるシステムを把握してないにわか来訪者、 都心のほうからやってきた親子連れとか鉄分の高い方々が下車時に 「ドア開かないんですけど〜」などと混乱を起こし、ダイヤが10分ぐらい遅れました。 地元民らしいおじいさんが大挙して先頭車に迫る群衆を見てたまげてました。

ところでもう313系お腹いっぱいってな感じになって飽きました。 だもんでちょっくらおやすみなさいをしようとしたところ 高校生の群が一斉に乗り込んできました。 乗降口分かってるはずなのに入り口からぞろぞろ入ってきて 車内に集団で座り込んで食いもんをそこらへんに散らかしてドロンする始末。 イナカの高校生はマナーが悪いんですね。

再び寝ていると松田の駅に到着。客がどっと降りていく。 そういや松田って小田急の乗り換え駅だったね。 そんなわけで電車が動き出したので小田急どこだーと辺りを見回すと 「ガタンゴトン…ガタンゴ(ボコッ!)トン…」 窓ガラスに頭ぶつけたやんか。ボコッ!って一体なんだっつーの。 なんかメッチャ揺れたし。線路の整備がなってないのか。

そうこうしているうちに20分遅れで国府津に到着。 確かに遅れたけど東海道線は本数が結構大目なのでついてしまえばこっちのもん。 一路川崎から自宅へ戻る。

一日目@国府津−川崎−最寄駅

そろそろ昼飯時、駅弁でも買いたいけど川崎、メッチャ地元じゃん。 今さら地元の名物を買って食うのもなぁ… と思ったけど川崎の名物って何?鮎せんべいぐらいしか思いつかん。 んなわけで南武線ホーム上のラーメン屋で 札幌チャーシューラーメンを食らう。結局川崎と全然関係ないやん。

最寄駅に戻り駐輪場へ戻ると マイチャリンコに警告文の書かれた赤い紙が張られてた。 今朝入場時にオッチャンがいなかったので 駐輪証明が貼ってなくて怒られてたんですね。 オッチャン、だったら朝3時にはここにいてよ(無理

駐輪から約9時間で駐輪場100円を払う。

一旦休憩のため自宅へ戻る。 が、次なる旅は丸1日かかるので一応下準備ってことで いろいろ買ってから帰ることに。

出費計算

1.富士山麓編出費
用途 金額[円]
4182
18きっぷ 2300
朝食 357
札幌チャーシュー 520
駐輪代 100
紅茶X4 416
カメラ電池+食料 489
  • 紅茶や電池などは越後編に持ち越した。

一日目@最寄駅

今度は南武線に乗ってしまうと都心に出づらいので 横須賀線某駅から新宿を目指す。 って最寄駅が南武線&横須賀線なんてもう土地ガラバレバレですね。

一日目@最寄駅−品川−新宿

乗ったのはE217系セミクロスシート車。 現在午後10時ですので都心に向かう人はもう殆どいないため ボックス独り占めバリバリOK。 なんのヒネリもなく品川に着き山手線で新宿へ。 山手線はさすがに混んでました。

一〜二日目@新宿−村上

予想以上に到着が早いのでまだ待ち客もまばら。 えちごは7番線からの発車ですが、待ってる間に8番線の中央線快速を 終電まで見送ることが出来ました。 おかげさまで*3 このメロディが頭から離れませんよ。

夜なのにライトアップされ空が明るい中MLえちご到着。 が、イカレ鉄分様がさらにライトアップとばかりに*4 フラッシュバコバコ焚きまくり。アホですね。 運転手の目にフラッシュが焼きつくと信号見落としとかして事故るかもしれません。 そんな列車で事故起こして死にたくないです。やめなさい!(ハート様

車内にはいるとさすがは夜行というべきか、 結構豪華なリクライニング。 っていってもオンボロ車両になれた自分の目ですから 実際はそんなに豪華じゃないのかもわかりませんね。

途中駅から乗っても大丈夫なのですが、もうすでに車両は人でいっぱい。 アナウンスを聞くに今日のえちごは指定席満席だそうな。 18きっぷシーズンを惜しむ方々の最後の悪あがきでしょうか。 あ、ちなみに自分もそんな悪あがきメンバーの一人ですが。

電車が出ると皆それぞれの世界に入る。 音を出さずにヘッドフォンをつけ耳栓代わりにしながら寝る人がいたり、 本を読んで眠気を誘おうと頑張る人がいたり、 むしろえっちっち本を見て元気になってる人がいたりと 夜行列車独特の雰囲気をかもし出しつつ、 自分は車内減光後、アイマスクをつけその上にバスタオルという 夜行スタンダードスタイル(?)でおやすみなさい。

で、起きると新潟県は新津辺り。目覚めの音は同じ車両の人の着メロ。 なんで*5 宗次郎の清流やねん。 と思ったら今度は別の場所から*6 新宿10番線。 何かこの車両、妙に濃いいなぁ。

新潟からは進行方向が逆になり指定席券の効果も切れ、全席自由席になる。 進行方向が逆になると皆一斉に椅子の向きも変えるかと思ったら誰も変えない。 寝てるからどうでもいいのかも。 そんな向きが正反対のまま走る車内で朝食。

*3:このメロディ
耳コピmidi参照。 中央線新宿駅東京方面へのメロディ。 『すすきの高原』という曲名がついているらしい。
*4:フラッシュバコバコ焚きまくり
鉄道写真フラッシュ撮影について参照。 フラッシュのマズさは参照先にて考えていただけると幸いです。
*5:宗次郎の清流
JR東日本都心エリアの一般的な発車メロディ。 ♪ポン、パン、ポン、パン、ポン、パン、ポン…文体では表現しづらいが 一度聞けば「ああアレか」と頷けるようなそんな曲。
*6:新宿10番線
何故か妙に濃いいファンに好かれる曲。 メジャーかどうかは微妙なところ。 曲名は確か『木々の目覚め』。

二日目@村上−新発田

乗って来たMLえちごの車両に乗ったままでいると 村上からそのまま折り返し新潟行きになる。 MLえちごのでも新潟につくけど じっくり車内で寝ていきたい人や時刻調整のために この手を使って新潟に行く人は結構多い。 自分もそのクチで、新発田までこの折り返しに乗ってみることに。

せっかくの特急並の車両で普通車自由席なので他の車両の座席も見てみることに。 自分が乗っていた車両以外のところへ行ってみると驚愕、 さらにランクが上の豪華席じゃありませんか。 これでも実は指定席券料金は同じなんてヒドすぎます。 悔しいのでその中でも超豪華な座席を選んで再び新発田までお休み。

二日目@新発田−新津

新発田駅は白新線と羽越線の交わる結構大きい駅、 と思ったけど実際はそうでもなくてごく普通の小駅でした。 次の新津までの列車は新潟の2次色(緑ライン)と3次色(紫ライン)の混結。 3次車の方がシートの質がいいと思ったら 2次車のほうがさらに質がいいシートだったのでこっちに着席。 早朝ということもあってか新津まで車内には自分独り。

二日目@新津−東三条

新津は関東都心を走る多くのJR車両のふるさと。 ここで車両が多くの作られています。 ここに来て急に雨が強くなり屋根のある場所へ緊急避難。 と、ここでSLが登場。 自分、あんまりSLには興味がなかったんですが これを狙っていたカメラマン数人の熱気に押され一応撮り鉄。 こういう特別な雰囲気の車両よりどこにでもある*7 運賃だけで乗れる一般車両の方が好きです。

ますます雨が凄くなってきて電車止まるんじゃねえかと思いつつ 次の目的地東三条へ。車両は115系新潟2次色。 ボロ車両のクセにトイレだけは真空式のものでした。 一瞬にしてブツが姿を消すその様子には感動(しょぼい感動よのお

*7:運賃だけで乗れる一般車両....
どうりでAnotherFactoryには特急車の写真が少ないわけですね。 管理人rsがただの貧乏人で特急車を僻んでいるとか、そういうのはないと思います。多分。

二日目@東三条−吉田

東三条から出る短い路線、弥彦線へ。 弥彦線は信越線ホームから随分離れた0番線からの発車。 115系2次色5両。

途中の燕三条は新幹線の止まる駅なので 結構すごいイメージを持ってたんですがホーム一本の貧相な駅でした。 ちょっとがっくり。

新潟の住宅街の狭い道を走っていると終点の吉田に到着。 ここからは越後線を使い新潟へまた引き返す。

二日目@吉田−新潟

越後線、弥彦線の重要駅*8 吉田。 殆どの列車は越後上下、弥彦上下とほぼ同時発車で まるでシューティングゲームのボスキャラ状態です。 次に乗る車両はE127、あの忌まわしき18きっぷ殺しの超ロングシート701系の兄弟分です。 もちろん殺風景の超ロングシート。この先大丈夫か。。。

確かにロングシートでしたが、結構椅子もふかふかで 思ったほど乗り心地は悪くないです。 列車はなんだかすごい大草原(田んぼですかね)とちょっとした住宅地を交互に走り 相模線のような雰囲気がします。 しかしこの何もない大草原とこの超ロングシートゆえスッキリしすぎた車内、 それにいつのまにか晴天になって強い日差しが車内に来る様はまさに爽快ですね。

ロングシートはダメダメとよくいわれるけど ここに限ってはセミクロスシートのあのゴミゴミした車内の雰囲気よりも断然スッキリで 全然雰囲気がいいですよ。いいもを体験させていただきました。

内野あたりから完全な新潟市街地に入りやっぱり相模線っぽいなぁと感じつつ 車内は結構混雑したまま新潟に到着。

*8:吉田
この『吉田』が後述する競馬場と絡み合い、2002年度のrsを大きく狂わす。 詳しくはForgottenFactory日誌などを参照。 なおrsは学生なので馬券が買えない純粋な馬ファンです。念のため。

二日目@新潟−新潟競馬場

もうさすがに鉄道ネタには飽きました。 なので何か他にすることないかな、と思ったら実は今日って新潟競馬の開催日ですね。 駅から競馬場まで往復バスが出ているらしいので それに乗って一路豊栄の新潟競馬場へ。

このバス、公表では駅から競馬場まで40分と発表されていましたが 実際のところ20分もしないで到着しました。 これを元に帰りの電車に間に合うバスを確認し競馬場へ。 場内のキレイさに感動。*9 川崎がどんなに汚いか悲しいほどに感じた。

(中間課程略。ForgottenFactory日誌参照。)

お土産を買い昼飯を食し、プレゼントに応募したりして帰りの電車に間に合うように引き返す。

*9:川崎
数多の競馬場の中でも特にマニアック臭がプンプンの川崎競馬場。 この新潟とは開催主が違い、規模もかなり違う。 新潟競馬場は大規模な改修工事が終わりリニューアル直後であった。

二日目@新潟−東三条

乗った車両は115系新潟3次色長岡行き。 今度は弥彦線ワンマン車にトライしようと考え 東三条まで行ってみる。

二日目@東三条−吉田−東三条

弥彦線ホームにいたのは115系新潟2次色。残念賞。 どうも引きが悪い…と思ったら東三条の駅構内時刻表に しっかりワンマン車はこれですよー見たいなことが書いてあるし。 もっとこういうとこをしっかり見てから行くべきだった。

車内にクロスズメバチが入ってきて結構焦るも 車両を変えて一安心。再びなつかしの吉田に戻ってくる。

その後は上越線の終電に間に合わすためにとっとと長岡へ向かう。 東三条まではやはり吉田まで一緒に来た列車と全く同じもの。

二日目@東三条−長岡

115系新潟2次色で長岡まで。 長岡はなんだかやけにでっかい駅。

しかし次の上越線が最終列車(現在時刻夕方4時半)というからスゴイです。 複線といえどイナカ侮るなかれ。

二日目@長岡−水上

その最終列車は115系新潟2次色3両。 すげぇ込んでます。もっと本数増やした方がいいんじゃないの?

電車は日本の背骨エリアに入りとんでもないところをガンガン爆走する。 そのうち長いトンネルに入り抜けるころには いつしかあたりはマックラになっていた。 もう見るものもないと踏んで寝込むと検札が。 土合−土樽は駅間が長くて逃げ場がないため検札をやるのだと 同じボックスに乗り合わせた旅マニアなオジサマ。かなり濃いい話をしますね。 乗客の9割は18きっぷであることに驚かされつつ検札を攻略し 新潟県を離れ群馬の山奥、水上に到着。

二日目@水上−高崎

都心では淘汰されゆく115系湘南色が次の高崎行きの車両。 隣のホームに停車するこれに向かっての席取り合戦が始まる。 自分は夜も暗くて回りも見えないし、 混んでるボックスで回りの客に気を使いながら寝るより ちっこいロングシート2人分を使ってゆったりしたほうがいいと思って そちらを選択。狙い的中、たっぷりくつろげました。 もうこの時間(午後7時)になると回りも暗くなって景色を楽しめません。

二日目@高崎−上野

駅で弁当でも買おうと思ったのですがあいにく品切れのようで 空腹に耐えながら上野を目指す。 来たのはE231系。セミクロス座席の場所を知る極意を会得していたのでそこを狙い着席。 そのまま上野まで2時間お休みいたしました。

二日目@上野−秋葉原−錦糸町−最寄駅

いよいよ旅もクライマックス。 京浜東北線209系6ドアの椅子のクッションは4ドアよりも快適なことを思い出し わずか2駅ながらそこに着席、 中央総武緩行線E231ではさすがに混雑していて座れなかったのものの 錦糸町からの総武快速・横須賀線はばっちりボックス占領でゆったりと最寄駅へ、 これにて18きっぷの旅は幕を下ろしました。

出費計算

2.越後編出費
用途 金額[円]
6210
18きっぷ 2300
MLえちご指定席券 510
競馬場バス往復 1000
競馬場入場料 100
お土産 1950
やきそば 350
  • 18きっぷ1回分新宿−高崎間は同一日なので富士山麓編より継続利用。
3.出費
用途 金額[円]
10392
富士山麓編 4182
越後編 6210

総評

悔しいことに1万円オーバーでした。 中身にこだわらずに行けばもっと端折れる部分があったのかもしれません。

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